ＳＯＬＡＳ条約

２００４年７月１日、ついにこの日が来てしまった。
ＳＯＬＡＳ条約とは「海上における人命の安全のための国際条約」で2001年９月１１日のアメリカ同時多発テロを契機に国際テロの阻止を目的として船舶および港湾施設の設備や保安体制などの強化を義務付ける等の保安基準が定められており、その基準を満たした保安対策を実行するということで、個々の国が独自の判断基準で行うものではありません。
国際航路を航行する大型の貨物船や旅客船用の岸壁などにおいて保安強化が義務付けられます。
保安体勢や監視体制が国際基準を満たしていない場合その港から出港した船は相手国の港に入港出来なくなる可能性があります。
要するに、法律によって関係者以外の立ち入りが厳重に規制され、海側も岸壁への接近が制限されるということなので今までの様に「基本的には立ち入り禁止だが黙認」みたいなこととはまったく次元の違う話なんですね。



今後、釣りに行く際には事前に釣りが出来る場所なのかどうかということをきちんと確認してから行かないと最悪の場合、釣り人の格好をしたテロリストかテロ協力者や密入国者とみなされ逮捕、勾留の上で取り調べを受けるといったことになるかもしれません。

何だかなぁ・・、もっとのんびり釣りがしたいんですけどねぇ・・。