７月１５日 １３年飼っていた猫のミーモが他界しました。
死ぬ２ヶ月ほど前から何となく動きが鈍くなってきたなと思ったのですが、じきに階段の上り下りが出来なくなり部屋の隅でじっとしていることが多くなりました。
ミーモは好き嫌いのハッキリした猫で家族の中でも一番好きだったのが昨年他界した義父で２番目がワタシの妻です。
ワタシと子供は同等かそれ以下だと思っているのかまったく懐きませんでした。
ミーモはまだ目も開かないうちから公園に捨てられていた猫なので最初に見た生き物が私たち一家なわけでそれ以外に遭遇する生き物はたまに尋ねてくる親戚や友達くらいですから自分以外で見たことのある生き物はこの世の中で２０人にも満たないはずです。。
猫の目から見ると周りの人間は人間ではなく自分と同じ猫だと思っているようです。
猫は自己中心的な物の考え方をする生き物なので自分にとって好きか嫌いか、あるいは危険か危険でないか、直感的に判断して一度思い込んだ場合なかなか考えを曲げることはないようです。
いくら動物が好きなワタシでもいわゆる波長が合わない物はしょうがないですからねぇ。
ま、ミーモから見たワタシは単に嫌いな「猫」な訳ですから・・・・。
でもワタシはそんなミーモが好きでした。
何というか、その・・、実に野性的じゃありませんか。
そんなミーモも７月に入った辺りから歩き方もヨタヨタしてきて、死ぬ１週間前からはほとんど自力で歩くことが出来なくなりました。
自分でトイレに行くことも出来ないのでペットショップに行って犬猫用のオムツを買って来てつけてあげました。
元気なときはワタシが触ろうとするだけで「フゥ〜ッ」と言って怒ったりしたのですが今はもうされるがままです。
２ヶ月前まではあれだけガッツがあったのになぁ・・・・。
ほとんど物を食べなくなって３日後、仕事の合間に様子を見たときはゆっくりですが息をしていたので安心したのですが夕方になって学校から帰ってきた子供が見たときにはすでに呼吸も止まっており１３年生きたミーモは静かに息を引き取っていました。
翌日にはペット霊園にお願いして火葬してもらい、今ミーモの遺骨は家の仏壇の前に作った祭壇の上にあります。
飼われている動物にとって一番不幸なのは飼い主にさきに死なれてしまうことだと思います。
また、飼い主にとって飼っていた動物の死はとても悲しい事ですがその悲しさを差し引いてもまだ有り余るくらいに生活を楽しくしてくれたり癒しを与えてくれるのも動物です。
犬のパセリも今年で９歳だし猫のグレイもまだ子猫だと思っていたらいつの間にか３歳になってます。
しっかし、犬や猫って年をとるのがホントに早いなぁ・・・・。