釣りに行かない休日

ひさびさに風邪をひきました、この数年間というものは釣りにどっぷりとハマッたせいか病気らしい病気はしたことがなかったのです、だいたいサラリーマンの人達ような仕事上のストレスなどは感じたことも無いし、酒もタバコもやらないし、休日は大好きな釣りに行って、毎週リフレッシュしているし、体に悪いことなんてひとつも無いです。
釣りという遊びは多少の自然があって水のそばでするわけですから、マイナスイオンとオゾンが沢山あって体に良いはずです。
まあ、心配といえば紫外線による皮膚ガンくらいでしょうか。
風邪といってもクーラー病みたいで症状は体温調節がうまく出来ないのと扁桃腺が腫れて声が森進一みたいです。
クーラーの効いたところに一日中いることがいけないのは分かっているのですが、お客様のためにも点けないわけにはいかないし・・。
そんなわけで今週は釣りに行けませんでした。

たまには釣りの事は忘れて家でのんびりするのもいいでしょう・・・・・なんて思ったのですが、結局・・・・。
イガイガするノドに「のどーぬーるスプレー」をシュッシュしながら上野のある某ルアーショップにいってきました。
ルアーメイキングのパーツの品揃えが豊富らしいということで出かけていったのです、お目当てのジターバグ風のカップはありませんでしたが、その店でしか手に入らないパーツ類などもあったのでわざわざやって来た甲斐はありました。
そのお店は怪しげな風俗関係のお店が立ち並ぶ通りの一角で、目立った看板も無いのですが狭い店内のはサラリーマン風（営業の途中？）の人たちでいっぱいでした。
どこかの大型店と違って選び抜かれた商品とそれを吟味する客との間にある緊張感が何ともいえないいい感じです。
で、ひとつ驚いたのはこんな小さなお店にも関わらず客商売の基本、挨拶が徹底していることでした。
「いらっしゃいませ！」「ありがとうございました！」それが実に気持ちいいのです。
これって当たり前のことだけど最近では出来ていないところが案外多いです。

その数週間前、某所にあるルアー＆フライショップに行ったときのことです。
このお店はここ数年間にどんどん店舗を拡大してきて釣りの専門店としての品揃えは都内でもピカイチです。
従って他のお店には無いカラーのルアーがあるのではないかと期待してやってきたのです。
私はジターバグの黒が目当てで来たのですが、他のお店には無いような珍しいカラーやサイズがあるのであれやこれやと迷ってしまいました。
そのとき、聞くともなしに店員同士の会話が耳に入ってきます。
最初は「この間行った所は釣れたなぁ」とか「このルアーがよく釣れた」とか他愛の無い話なのですが、どうやらお店内では先輩と後輩のようで、その後輩に案内してもらったポイントでの釣果がいまいちだったようなのです。
挙句の果てに話の内容もだんだんエスカレートしてきて「じゃあ、今度行ったときに釣れなかったらお前このエコギアのワーム食えよな」とか、他の客も数人いるにも関わらず、くだらないうえに言葉使いもひどすぎます。
冗談を言うにしてももっと気の利いた内容にならないのでしょうかねぇ。
「こんなボキャ貧な会話をしているスタッフのいるお店にわざわざ買い物をしにきたんじゃないぞー！」
いつの間にスタッフのレベルがこんなに落ちたのだろうか・・・・。