レコードプレーヤー

最近テレビのコマーシャルで懐かしい曲がよく使われます。
イエスやシカゴ、それにミッシェル・ポルナレフなんて中学の頃に良く聞きました。
中でもクルマのコマーシャルに使われているポリスの「EVERY BREATH YOU TAKE」なんてホントに懐かしいです。
この曲は「ＳＹＮＣＨＲＯＮＩＣＩＴＹ」というアルバムに中に入っているのですが、「WRAPPED AROUND TOUR FINGER」も大好きでした。
その頃「ＭＴＶ（ミュージックテレビジョン）」で見たこの曲のビデオクリップはめちゃくちゃカッコよかったです。
１７〜８年前の曲なのに今聞いても色あせることはまったく無いですし、かえって新鮮に感じる位です。
「EVERY BREATH YOU TAKE」がどうしてもフルコーラスで聞きたくなったので押入れの奥のほうに大事に仕舞い込んであったレコード盤を引っ張り出してさっそくターンテーブルに乗せます。
レコードプレーヤーのスタートボタンを押してあの懐かしいイントロが聞こえてくるのをドキドキしながら待ちます。
「・・・・あれっ、どうしちゃったのかな？」音が出ません。
プレーヤーの蓋を開けるとターンテーブルが回ってないじゃありませんか。
耳を近づけると「ウイー・・ン・・」という音が聞こえるのでどうやらモーターは回っているようです。
一度スイッチをＯＦＦにしてターンテーブルを外してみると、ゴムのベルトが完全に伸びています。
「くそーっ、これじゃ回るわけがない」
しばらく使っていないと機械物はダメですね。
それよりもショックなのは「EVERY BREATH YOU TAKE」が聞けないことです。
「２０年も前のミニコンポだから部品なんて絶対にないだろうなぁ・・・・」
「それともプレーヤーだけ買うしかないのかな？」
「聞きてー！」
・・・・・余計に聞きたい欲求に駆られるのでした。