何で釣りたいか・・。

最近の傾向として作るフライがデカいです。
「これなら釣れる」というものではなく、「こんなもので釣れたら面白いな」というものになっているのです。
要するに「釣れるフライ」ではなくて「釣りたいフライ」な訳で、「使いたいのが売っていないから作る」ことになるのです。
そもそもフライフィッシングなんて、やったことの無い人から見たら「めんどくさそうな釣り」な訳ですし、逆にやっている人からすれば「そこが面白い」訳なんです。
ですから、極端な話「釣れなくても楽しい」なんて信じられない言葉も言えちゃうのです。
「あぁ〜あ、今日は１匹しか釣れなかった」なんていったらバチがあたります。
１匹でも充分じゃないですか、その１匹を釣るためのプロセスが面白いのですから…・。
今日のこの釣り場のためにセレクトしたお気に入りのタックルにこの日のために自分で巻いたフライ、誰もいない明け方のフィールド、思い描いたイメージ通りにバスを水面まで誘い出すことが出来たらもう最高です。

どんどん深みにはまっていく…・。