レストア日記３８（チェーンとエキパイの交換）



７月２５日　ドカのチェーンを交換した。
最初にこのドカを手に入れた２０年前はとにかく最低限の公道走行が出来るようにと素人が出来る範囲で整備をしました。
その時に付いていたチェーンはすでに伸びていてチェーンアジャスターで調整しても緩みを取ることができません、そこでチェーンカッターで２コマほどカットして調整し誤魔化していました。
ココに来て発進の際にクラッチを繋ぐと「カクッ」と軽い衝撃のようなものを感じるようになりました。
昨年再レストアをした時に錆びたチェーンの一部が固着しているところがあり走行が出来るようになったらどの箇所だったのか分からなくなったのそのまま乗っていましたがこれって相当に危険な状態だったのかもしれません。
それが証拠にチェーンを交換したらカクッと来る感じも無くなりました。
この状況から察するに相当に遊びが出ている訳ですから次に起こる現象としては走行中のチェーン切れ以外にありません。
やっぱり換えといて良かった・・・（汗）



７月２８日　エキパイの交換をしました。
画像は今まで付いていたエキパイ、サビサビだったのでサンダーで一皮剥いてます。
裏側のサビが特にひどく完全にサビを削り取ると穴が開きそうなのでそのままにしていました。



使用前と使用後です。
ネットオークションに出品されてたリプロダクションパーツの未使用品をうまい具合に落札できました。



早速取り付けてみます。
これだけピカピカだとエンジンがくすんで見えます。
エキパイフランジで締めこむ前にネジの部分にグリースをたっぷり塗ります。
なぜそのような事をするかというとエンジンに火が入った時にグリースが焼けることでカーボンとして隙間を埋めてくれるからなんですね。



いやぁ〜、カッコ良くなりました♪
案の定錆びたリムが気になります（汗）